学生相談室

カウンセリング方法

counseling approaches

悩みに応じたカウンセリング

about counseling

悩みごとは人によって様々です。「カウンセリング」もそれに応じる形で様々な方法があります。学生相談室では,各種カウンセリングを提供しています。皆さんのニーズに応じてご利用できます。

カウンセリングでは,一人ひとりのお話をじっくり伺います。今抱えている困りごとを整理しながら,必要に応じて今後のことを一緒に話し合うことができます。

学業・研究のこと、将来のこと、自分の性格のこと、人間関係のこと、日常生活や学生生活でのストレス、個人的な悩み、落ち込み、不安、メンタルヘルスに関することなど、大学生にとってストレスフルなことはたくさんあります。とにかく話を聞いてほしい、誰に相談していいか/どうしていいか分からない、助言がほしい、問題点の整理や解決を助けてほしい、自分について考えてみたいと感じたら、一度カウンセリングに行ってみませんか。

認知行動療法

認知行動療法は,様々な感情の問題や睡眠の問題などに有効だと言われる心理療法の一つです。ストレスとなる状況を振り返り,環境(状況)と個人の相互作用について検討します。どんな感情であっても,突如それが発生するわけではありません。その時々で変化する環境(状況)について,自分がどう「考え」,いかに「行動」するかよって,「感情」も「身体反応」も変動します。認知行動療法では,環境(状況)と個人の間,もしくは個人の中で起きていることを丁寧に分析し,悪循環のパターンを見つけます。そして,変えられるところを探し,悪循環を断ち切ることを目指します。

EMDR

EMDRは,Eye Movement Desensitization and Reprocessingの略 であり,PTSDなど様々なトラウマによって引き起こされる問題に有効だと言われる心理療法の一つです。あまりにも衝撃的な出来事や,強く情動が揺さぶられるような出来事に遭遇したとき,その場面の記憶や身体感覚が脳内で正常に処理されず,冷凍保存されたかのようにそのまま脳内に残ってしまうことがあります。このようなトラウマ記憶は,日常の些細なきっかけによって蘇ることがあり,それによって不都合が生じることもあります。EMDRでは,眼球の動きを利用して,トラウマ記憶の処理を促し,問題の根本に働きかけます。

グループ・カウンセリング

大学生活は高校以前の学校生活と違い、クラスなどで同級生と毎日顔を合わせるということはなくなります。そのため、友人とどのようにしてコミュニケーションを取ればいいのかわからない、周囲の人間関係に馴染めないなど、対人関係で戸惑うことが少なくありません。授業やサークル、アルバイトなど、他の学生はどうしているのか聞いてみたい、自分は皆と違うのではないかと何となく気になっている、コミュニケーションスキル向上のための練習がしたい。学生相談室では、そんなニーズに応じてグループ・カウンセリングを提供しています。

グループに参加すると、何かを共有できる仲間に出会えるかもしれません。学生生活で誰もが感じる困りごとなど、色々なテーマに合わせて話すことができる機会を作ります。興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください。

心理検査

自分の性格や特徴、得意・不得意を知ることで、今後の過ごし方の指針を得ることができます。改めて自分はどんな人なのか、色々な角度から自分を眺めてみてはいかがでしょうか。心理検査をご希望の方は,まずはカウンセラーの面接を申し込んでください。

(心理検査では診断をすることはできません。あくまでも自己理解のためのものです。診断をご希望の方は医療機関を受診してください。)

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ピアサポーターの募集

北海道大学では、ピアサポーター(学生サポーター)を募集しています。 ピアサポーターは、本学の短時間勤務職員(事務補助員)として採用され、給与が支給される活動です。活動に興味のある方は、学生相談総合センターまでご連絡ください。

相談するには?

相談予約やお問い合わせは、電話、メール、来所で受け付けています。 相談は予約が優先となります。希望する際は、事前の予約をおすすめします。